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写真の撮影日時を変更する方法:1 枚ずつ・一括・変更できないときの原因(Windows・Mac)

写真の撮影日時は、Windows ならプロパティの「詳細」タブ、Mac なら写真アプリの「日付と時刻を調整」で変更できます。一括で変える方法、exiftool のコマンド、変更できないときの原因までまとめました。

写真の撮影日時は、Windows ではファイルを右クリックして「プロパティ」→「詳細」タブの「撮影日時」を書き換えれば変更できます。Mac では「写真」アプリで写真を選び、「イメージ」→「日付と時刻を調整」から変更できます。

どちらも数枚なら十分です。数百枚、数千枚を一括で変えるとき、または「変更できない」ときは、この記事の後半を読んでください。

まず確認:変えるのは「撮影日時」か「更新日時」か

写真には日付が 2 つあります。写真の中の EXIF に入っている撮影日時と、ファイルそのものの更新日時です。写真アプリやギャラリーは撮影日時で並べます。更新日時だけを変えても、アプリに取り込むと元の順番に戻ります。違いは 撮影日時と更新日時の違い で詳しく説明しています。

変えるべきなのは、ほぼいつも撮影日時です。

Windows 11・10 で撮影日時を変更する

  1. エクスプローラーで写真を右クリックし、「プロパティ」を開きます。
  2. 「詳細」タブを開きます。
  3. 「撮影日時」の値をクリックし、日付と時刻を入力します。
  4. 「OK」を押します。

複数の写真を選んでからプロパティを開くと、同じ撮影日時をまとめて設定できます。ただし全部が同じ日時になります。1 枚ずつ違う日時を持たせたいときには向きません。

この方法は JPEG で使えます。PNG や一部の HEIC、RAW では「撮影日時」の欄が編集できないか、表示されません。

Mac の「写真」アプリで撮影日時を変更する

  1. 「写真」アプリで写真を 1 枚、または複数選びます。
  2. メニューの「イメージ」→「日付と時刻を調整」を選びます。
  3. 新しい日付と時刻、必要ならタイムゾーンを入力して「調整」を押します。

複数選んだ場合、写真アプリは 1 枚目を指定の日時にし、残りは元の間隔を保ったまま同じだけずらします。旅行の写真がまとめて 1 日ずれている、という場面に便利です。

変更は写真ライブラリの中に保存されます。ファイルとして書き出すときは「ファイル」→「書き出す」→「1 枚の写真を書き出す」を使い、まず 1 枚だけ書き出して、ファイルの撮影日時が変わっているか確認してください。

一括で変える:exiftool

exiftool は無料のコマンドラインツールで、Windows、Mac、Linux で動きます。フォルダー内のすべての写真に同じ撮影日時を書き込むには次のようにします。

exiftool -DateTimeOriginal="2019:08:14 10:00:00" -CreateDate="2019:08:14 10:00:00" -overwrite_original フォルダー名

すべての写真を 9 時間戻すなど、一定の時間だけずらすこともできます。

exiftool "-DateTimeOriginal-=0:0:0 9:0:0" -overwrite_original フォルダー名

最後にファイルの更新日時を撮影日時に合わせると、エクスプローラーや Finder の表示もそろいます。

exiftool "-FileModifyDate<DateTimeOriginal" フォルダー名

-overwrite_original を付けるとバックアップが残らないので、先にフォルダーごとコピーしてください。GUI で操作したいなら 撮影日時を変更できるフリーソフトの比較 を参考にしてください。

撮影日時が変更できないときの原因

  • ファイル形式が対応していない。 Windows のプロパティは JPEG 向けです。PNG には標準の撮影日時の項目がありません。HEIC は JPEG に変換すると扱いやすくなります(HEIC を JPG に変換しても撮影日を残す方法)。
  • ファイルが読み取り専用、またはクラウドの中にある。 OneDrive の「オンラインのみ」のファイルや、読み取り専用の属性が付いたファイルは書き換えられません。いったんローカルにコピーしてから変更します。
  • 変えたのに並び順が変わらない。 写真アプリが古い情報を覚えていることがあります。いったんライブラリから削除して取り込み直すと反映されます。
  • 数時間だけずれている。 これは日付の間違いではなくタイムゾーンの問題です。写真の時刻が数時間ずれる理由 を先に読んでください。
  • 動画の日付が変わらない。 動画は EXIF を持ちません。動画の撮影日時を変更する方法 を見てください。

フォルダー単位でまとめて直すなら

Takeout JSON Metadata Fixer は、どの写真フォルダーにも使えます。日付のないフォルダーには、日付と場所を手で 1 つ指定でき、アプリがそれを各写真の EXIF の撮影日時に書き込み、ファイルの日時も合わせます。Google Takeout のフォルダーなら、横の .json ファイルから本来の撮影日時を読んで書き戻します。

ついでに、ファイル名を日付と場所から始まる形に付け直したり、年/月フォルダーに整理したり、HEIC を JPG に変換したりもできます。オフラインで動き、画面は日本語、Windows・Mac・Linux 対応です。最初の 500 枚は無料、無制限は 19.99 米ドルの買い切りです。

正直に書くと、このアプリは写真を 1 枚ずつ選んで日時を打ち込むエディターではありません。一定の時間だけずらす機能もありません。そうした細かい編集には、同じ Epictetus LLC が Mac 向けに開発中の Photo Date & Metadata Editor(Mac App Store で近日公開)が向いています。

よくある質問

撮影日時を変更すると画質は落ちますか?

落ちません。書き換わるのはファイルの中の日付の情報だけで、画像のデータには触れません。

撮影日時を変更したことは分かりますか?

exiftool などで見ると、ModifyDate などの別の日付や、編集に使ったソフトの名前が残っていることがあります。撮影日時だけを見て、変更の有無を判断することはできません。