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EXIF を削除する方法:Windows・Mac で一括で消す

EXIF 削除の方法を Windows・Mac 別に説明します。プロパティの「個人情報を削除」、プレビューやクイックアクション、exiftool で写真の EXIF を一括で消す手順と、消す前の注意点です。

EXIF を削除するいちばん簡単な方法は、Windows ならエクスプローラーで写真を選び「プロパティ」→「詳細」→「プロパティや個人情報を削除」、Mac なら「イメージを変換」のクイックアクションで「メタデータを保持」をオフにして書き出すことです。数百枚以上を一括で消すなら、Windows でも Mac でも使える exiftool が確実です。

EXIF とは、何が消えるのか

EXIF は、写真の中に入っている撮影の情報です。撮影日時、カメラやスマホの機種、レンズ、設定、そしてスマホで撮った写真では撮影場所の緯度と経度(GPS)が入っています。

EXIF をすべて削除すると、次のことが起きます。

  • 撮影場所が分からなくなります。共有する前に消したい主な理由はこれです。
  • 撮影日時も消えます。写真アプリやギャラリーは、写真をコピーした日やダウンロードした日で並べるようになります。
  • 写真の向きの情報も消えるため、一部のソフトで横向きに表示されることがあります。

場所だけを隠したいなら、EXIF 全体ではなく位置情報だけを消すほうが安全です。その方法は 写真の位置情報を削除できない?iPhone・Android・PC での消し方 にあります。

Windows で EXIF を削除する方法

Windows 11・10 の標準機能で消せます。

  1. エクスプローラーで写真を選びます。Ctrl キーを押しながらクリックすると複数選べます。
  2. 右クリック→「プロパティ」→「詳細」タブを開きます。
  3. 下の「プロパティや個人情報を削除」をクリックします。
  4. 「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成」を選んで「OK」を押します。

写真の横に、EXIF を消したコピーができます。元の写真はそのまま残るので、コピーのほうを共有します。「このファイルから次のプロパティを削除」を選べば、GPS など一部の項目だけを元の写真から消すこともできます。

この機能は主に JPEG 向けです。HEIC や PNG では項目が表示されないか、消せないことがあります。HEIC は JPG に変換してから消すと扱いやすくなります(HEIC を JPG に変換(一括))。

Mac で EXIF を削除する方法

クイックアクションで一括で消す

  1. Finder で写真を複数選びます。
  2. 右クリック→「クイックアクション」→「イメージを変換」を選びます。
  3. 形式とサイズを選び、「メタデータを保持」のチェックを外します。
  4. 「変換」をクリックします。

EXIF のない新しいファイルが元の写真の横にできます。

プレビューで位置情報だけを消す

プレビューで写真を開き、「ツール」→「インスペクタを表示」を選びます。「GPS」のタブに「位置情報を削除」のボタンがあれば、それで位置情報だけを消せます。

「写真」アプリから書き出す

「写真」アプリで写真を選び、「ファイル」→「書き出す」を選ぶと、書き出しの画面で「位置情報」を含めるかどうかを選べます。これは位置情報だけの設定で、他の EXIF は残ります。

exiftool で EXIF を一括削除する(Windows・Mac 共通)

exiftool は無料のコマンドラインツールです。フォルダー内のすべての写真から EXIF などのメタデータをまとめて消すには次のようにします。

exiftool -all= -r フォルダー名

撮影日時と向きだけを残して、ほかをすべて消すこともできます。並び順を保ちたいときに便利です。

exiftool -all= -tagsfromfile @ -DateTimeOriginal -Orientation -r フォルダー名

位置情報だけを消すなら次のとおりです。

exiftool -gps:all= -r フォルダー名

exiftool は元の写真を _original という名前で残すので、結果を確認してから削除してください。-overwrite_original を付けると元の写真は残りません。

消えたかどうかを確かめる

Windows では、プロパティの「詳細」タブにカメラの機種や GPS の欄がなければ消えています。Mac では、プレビューのインスペクタで「EXIF」や「GPS」のタブが消えているかを見ます。exiftool なら exiftool 写真.jpg を実行し、カメラや GPS の項目が表示されなければ消えています。

アプリで削除する

Mac で写真ごとに位置情報やメタデータを削除したい人向けに、Epictetus LLC は Photo Date & Metadata Editor を開発しています。共有の前に位置情報だけ、またはすべてのメタデータを削除でき、変更は元に戻せます。Mac App Store で近日公開の予定です。

同じ会社の Takeout JSON Metadata Fixer は、反対に撮影日時や GPS を写真に書き込むアプリで、EXIF を削除する機能はありません。Google Takeout の写真の日付を戻したいときに使います。

よくある質問

SNS に投稿するとき、EXIF は自動で消えますか?

大手の SNS やメッセージアプリの多くは、アップロード時に位置情報などを取り除いています。ただし、メールの添付やクラウドの共有リンクでは元のファイルのまま届くことがあります。大事な写真は自分で消してから送るのが確実です。

EXIF を削除すると画質は落ちますか?

Windows のプロパティと exiftool は、画像のデータに触れずに情報だけを消すので、画質は変わりません。Mac の「イメージを変換」は画像を書き出し直すので、JPEG の場合はわずかに変わることがあります。

消した EXIF を元に戻せますか?

元の写真がなければ戻せません。消す前に元の写真を残しておくか、コピーを作る方法を使ってください。撮影日時を後から入れ直す方法は EXIF を変更する方法(Mac・Windows) にあります。