Takeout JSON

Windows で Google Takeout の写真の日付を直す手順(解凍から撮影日時列の確認まで)

Windows での全手順です。分割 zip を 7-Zip で解凍する方法、タイムゾーンの確認、JSON の撮影日を写真に書き込む方法、そしてエクスプローラーの「撮影日時」列で結果を確かめるところまでを順に説明します。Windows 10 と 11 に対応します。

Windows で Google フォトのエクスポートを扱うとき、順番を守れば作業は 1 時間ほどで終わります。順番を間違えると、直した写真をもう一度直すことになります。ここでは解凍から確認までを順に並べます。

1. すべての zip を 1 つのフォルダーに解凍する

Google Takeout(データ エクスポート)は、指定したサイズごとに zip を分割します。takeout-20260901T101500Z-001.zip-002.zip のように番号が続きます。まず、これをすべて同じ親フォルダーに解凍してください。各 zip の中身は同じ Takeout\Google Photos\ 構造なので、同じ場所に解凍すればフォルダーが自動的に合流します。

すべてを 1 か所にまとめることが重要なのは、写真とその .json ファイルが別の zip に入っていることがよくあるからです。片方だけ解凍すると、日付の出どころがない写真が出ます。

Windows 標準の解凍機能は、数万個の小さなファイルを相手にすると非常に遅く、途中で止まることもあります。無料の 7-Zip を使うほうが確実です。zip をすべて選択して右クリック、7-Zip の「ここに展開」を選べば、まとめて処理できます。アルバムの metadata.json が重複していると上書きを聞かれますが、中身は同じなので「はい」で構いません。

解凍後の容量は zip の合計とほぼ同じです。両方が同時に存在する間、ダウンロードサイズの 2 倍の空き容量が必要です。

2. タイムゾーンを確認する

「設定」の「時刻と言語」で、タイムゾーンが大半の写真を撮った場所になっているか確認します。JSON に入っている時刻は UTC で、書き込み時に PC の設定で現地時刻に変換されます。設定が間違っていると、すべての写真が同じ時間だけずれます。日本に住んでいて日本で撮った写真が多いなら、「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」のままで問題ありません。

3. 何かに取り込む前にメタデータを直す

Apple の「写真」に取り込んだり、NAS にコピーしたりする前に、日付を直します。壊れたファイルを先に移動すると、二度移動することになります。

直す作業の中身は、各 .jsonphotoTakenTime を写真の EXIF「撮影日時」に書き込み、ファイルの作成日時と更新日時も合わせることです。なぜそれが必要なのかは Google Takeout の写真の日付がおかしい理由 にあります。

Takeout JSON Metadata Fixer は、これを Windows のデスクトップアプリとして行います。画面は日本語です。

Microsoft Store からインストールするか、サイトからインストーラーを直接ダウンロードします。インストーラーは管理者権限なしで動き、Windows 10(1809)以降の 64 ビット版に対応しています。

Takeout フォルダー(または zip)を選び、出力先フォルダーを選び、開始を押します。アプリは各写真に本当の撮影日、時刻、GPS を書き込み、ファイルのタイムスタンプも修正します。2024 年以降の supplemental-metadata 形式の名前、46 文字で切り詰められた名前、重複ファイルの (1) もすべて照合します。動画には MP4 や MOV が日付を持つ場所に書き込みます。

すべて PC の中で動き、何もアップロードされません。最初の 1000 枚は無料なので、まず一部で試せます。

4. エクスプローラーで確かめる

出力先フォルダーを開き、列見出しのどれかを右クリックして「撮影日時」を選びます。列が追加され、各写真の EXIF の撮影日時が表示されます。この列で並べ替えれば、日付順が正しく戻っているはずです。

「更新日時」列は別物です。こちらはファイルの外側の日時で、コピーや解凍のたびに変わります。写真を日付順に並べるときは、必ず「撮影日時」を見てください。

全部を処理する前に、数枚だけ抜き取って確認する習慣をつけると安心です。年代の違う写真、スクリーンショット、LINE で受け取った画像、動画を 1 つずつ選ぶと、取りこぼしが見つかりやすくなります。

HEIC が開けない場合

iPhone で撮った写真は .HEIC 形式で、Windows のエクスプローラーでは空白のアイコンになることがあります。Microsoft Store の「HEIF 画像拡張機能」を入れると表示できるようになります。それでも古いソフトやテレビでは開けないので、行き先によっては JPG に変換したほうが扱いやすいです。変換の際に日付を失わない方法は Takeout の HEIC を JPG に変換する にまとめました。アプリは日付を直すのと同じ実行で変換もできます。

コマンドラインでやりたい場合

exiftool を使えば無料で同じことができます。Windows では exiftool.org から zip をダウンロードし、exiftool(-k).exeexiftool.exe にリネームして使います。コマンドと、名前の切り詰めや (1) の落とし穴は exiftool ガイド にあります。GooglePhotosTakeoutHelper という無料のスクリプトも、Windows では .exe をダブルクリックで動かせます。

よくある質問

解凍する前に zip のまま処理できますか?

アプリは zip をそのまま入力にできます。1 つを選べば同じフォルダーの他のパートも自動で追加し、番号に抜けがあれば開始前に教えてくれます。exiftool は解凍済みのファイルが必要です。

「撮影日時」列が空のままの写真があります

その写真には EXIF の撮影日時がありません。JSON もなかったか、まだ処理していないかのどちらかです。アプリの実行結果には、データがなかったファイルの一覧が出ます。

元の zip はいつ消していいですか?

新しいライブラリで日付を確認し、しばらく使って問題がないと分かるまで残しておいてください。zip は JSON をすべて含む唯一のコピーです。